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レーシングシミュレーター用PCを自作しましょう!
レーシングシミュレーター用のPCを自作がお勧めです!
BTOのPCでも問題ありませんが好みの仕様で作るには自作がお勧め!
必要な物
850W以上の電源を推奨(Seesonic製がお勧めです。または10年グラスの保証付き)
マザーボード USBポートが多い機種がお勧めですが増設出来ますのでCPUに合わせてものでお願いします。またNVME M.2のスロットが2つ以上欲しいです。
マザーを購入したら新品でもピン曲がりがないか要確認です。
メモリーはDDR4かDDR5マザーボードの仕様に合わせて購入してください
今時は16GB×2枚の32GB有ればOKです。
CPUクーラーは簡易水冷の物がお勧めです280mmから320mmの物が良いかと思います
個人的に空冷派なのでツインタワー型を愛用してますが、今時のCPUは熱量が半端ないので高性能な
CPUをお使いの場合は水冷に素直に行くのが安心です。
CPUに関しては好みで選択、マルチスレッド性能よりもシングル性能の方がシミュレーター用としては良いかと思いますので、INTELで言えばi5あたりでも十分かと…AMDだとX3Dのゲーム特化型が良いかもしれません。
GPUはRTX3080以上の物を推奨します。動作確認済みの中古品で十分に感じます。
ストレージはNVMEのM.2だけ!
3枚取り付けできるマザーがベストですが2枚ならメインOS用は1TBでゲーム用に2TBの物がお勧め
3枚取り付けできる場合3枚とも1TBで行けます!
NVMEも安くなりましたね!
rFactorなど起動時間が段違いですしOSの立ち上がりも早いです。
HDDや2.5インチのSSD等のストレージは使いません。
PCケースは使用するクーラーサイズに合わせて選択します。
静音性より通気の良いケースが熱が籠らず良いと感じてます。
fanが多数取り付けできるものが良い気がします。
OSをご用意ください。
モニターは3画面がお勧めです
基本モニターには極性が有って極性が合わないとSurroundが使えなかったりしますので
同一機種の使用が良いかと思います。
迫力的に31.5インチがレーシングシミュレーター用に向いています
また湾曲モニターの方が視界面で有利です。
CPUに関してはCPUのベンチマークしない限り、レーシングシミュレーター用で使っている限りでは
何とか冷やせてます。
こちらはAMD RYZEN7 5800X3Dです。最後のAM4プラットホームだったのとDDR4だったので
こちらを買いました。年始のセール時に安かったツインタワー型のクーラーと共に!
セット品でお正月のお年玉パックで買いました
B550マザーなので廉価版マザーですね!
基本OCはしないので廉価版でも十分です。
足りないUSBはUSBハブなどで増設!!
M.2はCrucialにしました。
今はPCIe5.0のNVMEが出ているのでもっと高速になっているようですね!
安心の為に有名どころのSSDを買うのが無難と感じてます。
購入時2TBはコスパが悪かったので1TBにしましたがいろんなSIM系を入れるなら2TBがお勧めです。
中古のRTX3080中古の1000w電源を入手してトータル20万ほどでSIM専用機ができました!
プラグインタイプの電源なら余計な配線が使わないで済みますので良いですね!
自作PCを作る時の注意点は静電気やCPU取り付け時のピン曲げ等ございます。
自身が無ければレンタルピットの方でお手伝い出来ますので、レンタルピットをご利用くださいませ!
動作確認用のまな板もございます。(スタッフ自宅にありますので要問合せ)
スタッフ自身10台以上はPCを組んでます。
2時間から3時間で製作できるかと思います。
もしくは中古のBTOのPCでRTX3080以上の物が乗ったPCを買うと良いでしょう!
レーシングシミュレーター用途では3画面で100fps切らなけれ良かと
最低でも60fps切らなければ問題ないかと感じています。
SIMAGICハンコンの選び方!
弊社ではSIMAGIC社製のDDハンドルコントローラーを使用してます
SIMAGICのAlphaシリーズのMINIとUltimateを使ってます
MINI 10Nm
Ultimate 23Nm
です
ただのAlphaは15Nmです。
MINIはステッピングモーターと言う噂もありますが、海外のサイトを巡ったところサーボモーターであることが確認出来ました。
先代のM10時代がステッピングモーターだったらしく事実誤認しているようです。
ステッピングモーターよりサーボモーターの方がコスト的に高いというお話ですが、サーボモータなので安心ですね!
なぜSIMAGICがお勧めかと言うと横止めマウントが使える点です。
アルミフレームより下側にセットできます!!!
これのおかげで足元のスペース確保が格段と上がります!
このメリットが大きいですね!!!
DELEさん所で購入できるTRAKRACERのアルミフレーム系のONEシステムだとMOZA等の上置きしか出来ないハンコンは相性が悪いです。
(足が当たりプレイできる状況に出来ませんので従来型の鉄板型の汎用ブラケットの使用をお勧めします)
弊社のおすすめとしては
MINIか無印のAlphaになります。
理由はSIMCUBEよりも小型なモーターな為奥行で機種によりトルクを稼いでいます
Ultimateの場合軸長が長くなりコキング感が強く感じます。
また低トルク運用の場合MINIよりもセルフステアの戻りが遅いです。
ドリフト専用機にはMINIが適していると感じてます。
またGTカー系までカバーする場合Alpha無印で十分かと感じます。
Ultimateのメリットはフォーミュラー系重ステ系やGT-マシンなどのトレーニング系や重ステ車両に良いかと感じてます。
FFB40%以下ぐらいはFFBがぼやけて感じますので、MINIのの様に軽い操作感は得られないところが厳しい所です。
MINIの場合パワステ車の軽いトルクでもセルフステアの動きが良いのでドリフトには最適かなと!感じてます。
Ultimateを買うならガチ勢になるかと思いますので、対応ソフトが限られるもののSIMCUBE2 PROもしくはUltimateの方がお勧めできるかと感じます。
しかもハンドル関係もものすごくお高いです!弊社スタッフには手が出ませんでした…
SIMAGICのUltimateの場合ハンドル関連が安価で充実してますし
ペダルからシフター、サイドまで揃えられるのがメリットです。
ハイエンドには及ばない物のミドルレンジのハンコンとしてはトップクラスだと感じてます。
MOZAだとか中国系多数のメーカーが参入している状態ですが品質と一つのメーカーペダルなどを統一管理できる点でも
SIMAGICがミドルレンジだとトップメーカのように感じてます。
とはいっても本格的にレーシングシミュレーターをやろうと思うと円安の影響で結構なお値段がしますけど…
弊社ではMT車限定のドリフト用Alpha MINIとサーキットアタック用途等用にAlpha Ultimateで2台ご用意した次第です。
FANATEC倒産・・・
レーシングシミュレーターの有名どころFANATEC社が倒産したようです…
資金繰りが大変だったらしく銀行への不渡り必須な状態(貸し剥がし)になったためファンドが介入し
コルセアに会社が買収されたようです。
FANATECとして名前が残るのか?コルセアに名前が変わるか不明ですね!
円安のおかげで製品価格が爆上がりしてしまったFANATECですが、今後どういう風になるか注意ですね!
FANATEC製品を買う場合、この状況が落ち着くまで、コルセア社がどういう風に動くのか分かるまで在庫品はともかく予約購入はしない方が良いかと思います。
LOGITECのG27でプレイしてたスタッフには憧れのメーカーだっただけに残念です。
インバートペダルとシフターはFANATEC買いましたがシフターはVNMよりスタッフは好みでした!
インバートペダルも改造してヒールアンドトゥがしやすいようにしたりして満足度の高い製品でした!
ドリフト国産車ベースならロードセル100kgで十分だと感じます。
FANATEC社をコルセア社がどう扱っていくか注目ですね!
レンタルピットONEのRACEINGSIM環境のお気に入り機材です。
Heusinkveld Sim Pedals Ultimateの中華製オマージュペダルを使用してます。
HE-Uのオマージュ品です。
DiView – Calibration tool を使い制御します。
SIMAGICと同期できるタイプとできないタイプが中国では存在しているようです。
残念ながら弊社の物はできないタイプでした。
アクセル部がロードセルが取り付け部に干渉する問題が有りましたが
購入店で聞いてみると、かさ上げするとの事で解消しました。
探してみるとアリエクスプレスなどでも購入できます。
本家が12bitに対し16bitになっており高性能化しているのが特徴です。
23NmDD筐体に取り付けしてます。
Heusinkveld SIM HANDBRAKE V1中華製オマージュハンドブレーキ
こちらもアリエキスプレスで入手可能です
一応200kgと印字が有るロードセルですが
VNMサイドブレーキ1.5verも200kgなのですが
重さが違うのでこちらのロードセルは50Kg以下かと感じてます。
引きが軽いので疲れないのが良いところでもあり実車より軽い所が悪い所でもあります
こちらも16bitで動作します。
引き量によって微調整が効くのがロードセルの良いところです。
中国のHeusinkveldオマージュ品の作りは意外に良いのと剛性か有るのが特徴です。
全長や形状が横引にあってます。
Heusinkveldオマージュ品は意外とよくできてます。
ちゃんと取り付けすることで
安価に高性能なSIM環境を整えるにはBESTな選択となるでしょう。
Heusinkveldは基本ユーロ圏の製品なので今の円安の状況では高嶺の花ですね。
日本よりSIM環境が整えやすい国と中国はなっています。
こちらは10NmDD筐体に取り付けてます。
VNMのサイドブレーキが全長が長いのが欠点で吊るし状態のTRAKRACERのアルミフレームには改造しないと横引きで
取り付けできない欠点が有ります。
基本弊社の場合、ドリフトする時も横引きを基本としてます。
それはなかなか実車で縦引き車両を乗ることが無いので普段乗りの感覚を大事にしたいからです。
それとロードセルにかかる荷重をボルトが支えられないでボルトが折れるという欠点が有ります。
DELEストアさんで買えば高剛性化して修理してもらえます。
あと可動部のクリアランスがぎりぎりでコントローラーに干渉することが有ります。
SIMDID スイッチパネル
SIMDIDというブランドのD30ですがEU圏のものを最初検討してました。
いいなと思ったのは送料含めると4万円ほど購入時したのであきらめて
(コロナ渦真っ盛りの時期で輸送料代金の爆上がりと円安も重なりました)
探しまくって見つけたメーカーになります。
ロータリースイッチやトルグスイッチや十字スイッチなど結構スタッフの理想に近い物が載っていたのと
GTカー見ないな感じが購入の決め手です。
自宅で本格的にSIMを始めるにはボタン数を増やすのが必須になってしまいますのでマッチするかと
実車のGTカーみたいな雰囲気があるとテンションが上がります(笑)
弊社の場合吊るしの車両状態で乗って貰ってますのでこのスイッチボックスでの設定は最小減にしてます。
TC、ABS、ワイパー、ライトなど割り当てし放題になるので、スタッフ的に気に入ってます。
アリエキスプレスでも公式で買えます当時弊社ではSIMDID製品アリエキスプレス公式がなく中国のTAOBAOにてSIM機材販売店経由で輸入しました。
現在はSIMDID公式で買うのが早いと思います。
PCでいろんな作業もする方は
Elgato Stream Deckなども便利そうです!
SIMDID ダッシュパネル
SIMDIDの中でも一番安価なモデルDV480ですが少し前のポルシェGTカータイプです。
SIMHUBというソフトで制御します。
設定は面倒ですが、雰囲気作りにはよいアイテムです!
レブが分かりやすくABSが効いたら点灯したり
サーキット走行時どんなフラッグが出ているかとか細かくLEDを制御できます。
レーシングカーメインの23NmDD筐体に取り付けてますが
めちゃ良いです!GT3マシンなど雰囲気が出ます!
ダッシュメーターが
EU圏の製品より半額以下で購入できる点が良いところです!
中国はSIM環境が日本より数段進んでいるように感じますね。
輸入品に頼らないと構築できない日本と違い中国国内ですべて完結できる環境正直うらやましいです。
SIMDID良い製品だと感じてます
SIMDID製品はとても気に入ってます!
https://ja.aliexpress.com/store/1103359141?spm=a2g0o.productlist.main.34.7f1d3997ni1qga
円安の影響・・・
弊社の10nm筐体で使用している
ClubSport Shifter SQ V 1.5など41,700円と4万円超えてしまいましたね・・・
これにUSB変換機も要りますし…
DELEストアさんに取り扱いが有るVNM製のシフターより個人的に、こちらが好みでしたが・・・・
この価格だとVNMシフターの方が良い気がします。
FANATEC製品もいつの間にかなり高くなってます
こちらも弊社10nm筐体で使用しているClubSport Pedals V3 invertedなど96,200円…
弊社購入時より2万円ほど値上がりしているような…
SIM製品は海外メーカー製がメインですので、日本でSIM環境作るには更に敷居が高くなってますね。
SIMで0.01秒を詰めたい人には向きませんがドリ車系や国産車を楽しむ分には
ClubSport Pedals V3 invertedは改造すると使いやすく良い製品だったんですけどね
この価格になると今買うならDELEストアさん取り扱いのSIMAGIC P1000iが良いような…
後から油圧式にもできますし…